講演・講座のご感想

2024年6月14日開催 不登校を考える講演会(大分県津久見市)

不登校を考える講演会
<主催>津久見星の会(不登校・ひきこもりを考える親の会)
<場所>広浦公民館(大分県津久見市)
<テーマ>
不登校と社会的自立
~不登校をしているから育つ力がある~
<内容>
(1)はじめに
(2)不登校とは何か
(3)自分とむき合う ~自己肯定感の話~
(4)家での“学び” ~夢中になること~
(5)“親支援”は子ども支援
(6)おわりに

【参加者の声(一部を紹介)】
◆これまでも講演会や星の会でお話を聴いてきましたが、聴くタイミングで受け取り方が違ってくるなと感じました。子どもが学校に行かない毎日も当たり前の日常となりましたが、やはり不安もあります。本人が楽しく?過ごしている今を一緒に楽しんでいこうと改めて思いました。

◆日々、育児で悩みます。未来を見るより今を生きる…。今できることをしていこうと思いました。

◆不登校の親は常識がないとまだまだ影で言われがちですが、「非常識じゃないと毎日をやり過ごせない!」と思います。星の会に来て、楽になれました。

2024年2月23日開催 大分民教連研修会で講演(大分市)

大分民教連研修会で講演
<主催>大分民教連
<場所>コンパルホール
<テーマ>
不登校と社会的自立
~変わる子どもと親への支援~
<内容>
(1)はじめに ~不登校とは~
(2)変わる不登校の支援 ~混ぜると危険~
(3)自分とむき合う ~自己肯定感の話~
(4)社会的自立 ~今を生きる~
(5)“親支援”は子ども支援
(6)おわりに

【参加者の声】
・公教育や私学で教え寄り添う側としての苦しみとのつきあい方も聞いてみたいと思いました。
・講演をうかがい、これまで私は学校に行くことが前提ですべてを考えていましたが、それが根底から覆り、考えていかなければならないとわかりました。
 学校や教師側の意図が必ずしも、子どもにとってよいこととは限らず、早期解決にこだわらないことが大切なのかなと思いました。
・久しぶりに会えて話をきけてよかったです。自分が自分であって大丈夫、生きるとはどの困難を選ぶのか、私も自分にふさわしい困難をえらんで生きたいです。人間賛歌の講演でしたね。
・ほんとうに心にこもったおはなしで「ウンウン」とうなずくことがたくさんありました。加嶋さんのいうことで自分のきもちも整理できました。退職していますが、地域の子や孫たちに今日の講演を少しでも役に立てたいと思います。忘れないように心にきざみこみます。
・加嶋先生の長年に渡るご経験・実践に基づき、分析・整理・統合されたお話をお聞きし、学ぶことばかりでした。お時間があれば、不登校の急増が示していることや学校(教育)で教師には何ができるのか、何が求められているのかについてもお聞きしたいと思いました。「不登校」をしながら、子どもたちは精一杯悩み、考え、様々に学んでいること、子どもが「~したい」ということを尊重すること「一緒に雨に濡れ」ながら考え、時間を共有し、「一緒にゆれる」という言葉に大事なことを教えていただいたと思います。
・“社会的自立とは適切に他者に依存すること”というのがすごくわかりやすかった。不登校の子の思いを知る機会が貴重だったし、子どもファーストで考えるというのがどういうことか何となく感覚的に理解できました。「生きる」とはどの困難を選ぶかという言葉も残っています。
・人間として大切なものを教えられました。
・自己肯定感の本当の意味がつかめたおはなしでした。不登校の問題について、まとめてきけてよかったです。
・最近、自己肯定感と自尊心について考えています。おもしろいです、自分で深く考えるのが…
 大谷効果も「おっ」とひらめきました。
・子どもの思いを大切にすること親支援の大切さ、重要性をあらためて理解することができました。
・子どもの生きる力を信じられる大人になりたいと思いました。
 どんな状態の子どもに対しても同じように接する“犬”の存在がいいという話、すとんと落ちました。でも親は犬になれないことも。
・加嶋さんのお話をはじめて、ゆっくりききました。私達が思っていることの違いやまちがっていることがよくわかりました。自分がどう生きたいのかは子どもだけでなく、私達自身の課題でもあります。
・30年の「星の会」での経験の積み重ねと、ご自身の経験(子育て)から、得られた言葉の数々、とても納得(ストンと落ちる)しました。
 教育の世界も不登校についてのとらえ方が様々に変化し、ようやく本人に向けた方向になってきたと思います。社会はまだまだですが。
・よかったっです。どうしても不安(こちらの)から、こもっている子どもたちを何とかひっぱり出したいと試行錯誤するのですが。でも、つながりだけは持っておきたいと思います。それは必要ですよね?!
・子どもが学校に行き渋ると、「何かしなければ」「どうしないといけないのか」等々どうにかすることを考えがちだけれど、あせらずに、今の子どもの気持ちを大切にしていきたいと思いました。
・とてもよかったです。まだまだ聞きたいことがたくさんあります。自己肯定感と自尊感情のちがうこともストンと心におちました。どの困難を選ぶか、「~したい」と決めることができるようになるって、大事なことが不登校で育つことが伝えてもらってよかった。
「自分に合った幸せの形を生きる」というコトバも伝えてもらってよかったです。自分の子どもと重ね合わせました。本当に苦しかったんだろうなぁと…。なかなかそう思えない私がいます。
・不登校児の親としての悩んできた道すじそのままをあらわにしてもらって、とても胸にささりました。
・とても考えさせられる講演でした。
・今月だけで3回目の加嶋さんの講演でしたが、何度聞いても、飽きることなく、楽しめました。復習の意味でも有意義な時間となりました。
・不登校の息子の自己肯定感は低いといつも感じていたので、小さな事でも良い所を見つけほめたり、手伝ってくれたら感謝の気持ちを伝え、“あなたはダメではない”と言葉にしています。今日のお話で自己肯定感と自尊感情の違いを気づけて良かったです。大人が良いと思う方向と子供の意思はちがうこと、ついつい大きなお世話をしちゃいがちです。“~したい”と子供が決めての挫折は経験になる、ということも忘れずにいたいです!
・「社会的自立」「自己肯定感」知っている言葉ですが、私がとらえている意味とちがいました。そう考えると子どもたちにきつい思いをさせていたのかもしれません。子どもの「~したい」という気持ち、優先させてあげたい…しかしこれからの将来どう生きていくんだろうと思うと、どうしたらいいんだろうと思ってしまいます。家庭的なことを考えるとどう生きていけるんだろうと思います。
・加嶋さんの話が、胸に響いて、今までの考え方を転換させられました。今までの自分はどれだけ「~させる」接し方をしてきたのだろうと猛反省させられました。
・自立について再確認できました。
・不登校の子を持つ親として、途中で紹介して頂いた母親の詩に共感し、涙があふれました。
 そのままの子供を受け入れること、それがいい、それでいい、そう思いました。
・私の子どもは3人不登校を経験しました。
・加嶋先生のお話がすべて、心にひびき、同じ思いを感じました。
 たくさんメモをとったので、家に帰ってからも、見返したいと思います。

2023年2月11日開催 ひきこもりプロジェクト(Zoom)

ひきこもりを考える講演会
<主催>ひきこもり発信プロジェクト
<場所>Zoom
<テーマ>
ひきこもりと社会的自立
~ぶつかっても背中を押してもダメじゃない
 失敗の連続でたどりついた家族対応とは~
<内容>
(1)はじめに ~自己紹介~
(2)やめる自己決定
(3)ひきこもりは「セカンドベスト」
(4)問題に見えること
(5)今を生きる
(6)親が「待つ」とは ~親の会に学ぶ~
(7)おわりに

【参加者の声】
・当事者にしかわからないことがあり、なるほどと考えさせられることが多かったです。
・マニュアル通りにはいかないと知り、肩の力が抜けました。失敗の連続ですが、それで良いのですね。
・待つマニュアルから それぞれの家族のマニュアルがあっていいことを教えていただけて、安心しました。
・多様であること 理解しているつもりが理解できていなかったと思います。 ありがとうございました。
・親、子のそれぞれのスタンスから想いが見えたようです。
・加嶋さんの心の内が自分と重なり、本当に理解できる内容でした。 〜ねばならないとはさよなら、自分にあったスモールステップ(親もですね)、今を受け入れる、親としての待ちかた。 納得、納得!でした。
・貴重なお話でした。 雨に濡れている子どもに傘を差し出すのではなく、一緒に雨に濡れる。 言葉は意思ではない。 わかっているつもりでいても、ハッとしました。
・子どもが学校や仕事を辞めるやめたり、親子関係がうまくいかなかったりといった様々な失敗や挫折は、子どもにとっては、自分の人生を作っていくものであり、お互いの理解を深めるものであるという加嶋さんのお話にこれまでにない気づきを頂きました。 失敗もぶつかることも恐れずにやっていこうと勇気をもらえました。
・失敗してもいいという言葉、そしてご自身の経験や星の会でのお話、心に響き、また感動しました。
・親の立場、こどもの立場、そして経験者として支援者として。様々な側面からのお話は、とても参考になりました。 また、質問に対しての回答、寄り添いも心温まるものを感じました。
・とても勉強になりました 困っているのは誰なのか、自分と息子の問題を分けて考える 助言は否定していること 本当にそうですよね
・加嶋さんの講演を聞かせて頂くと、「今のままの自分でいいんだ」と自分に折り合いがついてきます。 明日も頑張ろう〜と思えます。
・親の中にある価値観で子どもをみようとしないで、こどもの目線で考えていく事の大切さを改めて考えさせられました。
・以前、全国不登校研究会の講座で話を聞いた時から、印象深く心に残っている犬の話がありました。
犬を飼いながら、娘への日々の思いと重ね、生き物としての娘の生命にも想いを寄せたりしています。
今日は、息子さんとの関わりを詳しく語っていただき、とてもありがたかったです。
本当に子どもというか人の成長していく姿を見つめていく先に現在が生まれてくるような気がしました。
子どもの言葉の重さ。心の内を語ることは、多くないと思うけれど、苦悩した経験をもつ者の深さを知る思いがしました。
また、マニュアルに頼りすぎず、親の勘、真剣に向きあったときの火花から、信頼が育っていくという肯定感に、勇気づけられました。
やっぱり日々、不登校の子と過ごす中で、訳がわからなくなりながらも話し合うことで、お互いに育ち合うところがあるんだと後押ししてもらった気がしました。
・号泣してしまいました。 不登校、引きこもりの経験を持つ息子さんがいらっしゃる実体験からのお話だったので、説得力がありました。
加嶋さんのお子さんの話を通して、自分の子どものことも理解できたような気がしました。
私は子どもが不登校なりたての頃、「学校の先生たちも歩み寄ってくれてるんだから、君も折り合いをつけて」と言ったことがありましたが、折り合いをつけるのは自分自身だったんだと、恥ずかしい思いです。
自分の価値観に縛られ、それを子どもに押し付け、「そんなのじゃだめだ」と思ってきましたが、子どもは子どもなりのやり方で自分の人生を作っていっているんだと分かりました。
不登校は乗り越えるものではない、敵ではないという考えは、私には思いつきもしませんでした。
子どもが幼稚園のときですが、私自身の行動に反省することがたくさんあり、思い出しては落ち込むということを繰り返しています。
そんなことも肯定してくださり、胸がいっぱいになりました。 参加して本当によかったです。 貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
・家の中にいるのに親子で会話しない、ドア越しでしか会話しない、それが健全ではないというのはどこの誰が決めたこと? いかに自分が普通という考え、普通に少しでも近づけなきゃ、という考えに囚われているか分かりました。
・とってもよかったです。 不登校、引きこもり経験者の方のお話を聞く機会はたまにあるかと思いますが、その親御さんのお話を聞く機会はあまりなかったので私にとってはとても貴重な機会になりました。 加嶋先生の他のお話もまた是非聞きたいです。
・18歳の子供の母親です。親の会へ参加したいと、思いましたこれまで、3年間孤立しています。とても、辛いです。
・加嶋さんの失敗談をお聴き出来てよかったです。 私は ひきこもる子どもに全然寄り添えていない ダメ親のようにも思っていましたので。
・親も子もそれぞれ違うので、合うやり方もそれぞれ、上手くいかなくて失敗しても、それが経験と子を知る過程となっていく。
最後の方のLINE風の手紙では学校が苦手だった事が同じで、我が子も頑張って来た事を強く思い出せました。
結局我が子への対応は私達 親が見つけていくしかないんだと思いましたが、少数派であっても仲間がいる事が支えで ありがたく思いました。
・心に残る言葉がたくさんありました。本気な対応はマニュアルを越える、というお話は少し気持ちが軽くなりました。
・加嶋さんの息子さんのお話、3人の息子たちのことを思い出しながら、そうだよねー、そうなんだなーとうなづきながら聴きました。
・ご自身と息子さんとの実体験にプラスして、長年に及ぶ親の会の活動を通じてのお話には、どの専門家のお話より”説得力”がありました。 BGMつきの詩や手紙を途中に取り入れていただくことによって、その間、緊張がほぐれ(泣かされ)、そのあと、また集中してお話をお聴きすることができました。
・当事者であることと、親の会を29年やってこられ、色々な親子関係を見てこられた、その経験から、説得力と、安心感を感じました。とても勇気をもらいました。
・具体的な内容で心に響く講演でした。何度も聞き直し勇気をもらっています。ありがとうございました。

2020年11月1日開催…不登校・ひきこもりを考える講演会

不登校・ひきこもりを考える講演会 (大分市)
<主催>不登校・ひきこもり研究所「明日が見える」
<場所>コンパルホール
<テーマ>
支援とは変えようとしないこと
<プログラム>
(1)研究所より
(2)講演 講師:古豊慶彦氏
(3)対談 古豊慶彦と加嶋文哉
(4)質問コーナー

<参加者の声>*一部を紹介。修正・加筆しています。
・ありがとうございました。データではいじめ、学業、人間関係などが要因としてあがりますが、うちの子は学校、教師との関わりが大きいです。今の学校はうちの子に合わせないんだなと思うと同時に、どこまで学校に伝えていいものか迷う日々です。子どもに選択させる、その関係作りから、先生におねがいしたいと思いました。勇気はいりますが、変わらないかも知れないけど、自立のための関わりをお願いするつもりです。
・支援とは変えようとしないことが、じんわりと伝わってくるお話が聞けました。文科省が言っている社会自立とは、違った結論だったが、参考にしていきたい。
・相談者の悩みは様々で、支援者として自問自答の日々ですが古豊さんの話を聞いて、私も悩んでもいいんだとほっとしました。ありがとうございました。
・今日の講演会参加できて本当に良かったです。改めて支援の形について考えました。ありがとうございました。
・古豊先生の子どもたちへの接し方、本当にその子の事を考えているからこその回答が心を打ちました。ゆっくりとじっくりと娘と向き合う覚悟が出来ました。ありがとうございました。
・娘が過敏と言うんで、また、不登校中です。私目線の苦しみとなってしまいますが、今日お話を伺いまた元気をいただきました。また、学ばせて下さい
・上を向いて歩かなくて良い、下を向いて歩いて良いじゃないか。隣県大分での学びにいつも心揺らぎます。今後とも宜しくお願いします。
・一人息子がひきこもって6年になります。親は何とかしたくて、古豊さん、加嶋さんの力を借りたいと思っています。息子からは、何のアプローチもありません。「助けを求めているのが自分の証」と聞いて、待ちたいと思います。
・話を聞いて、答えの出ないことの多さに気づきました。それでも向き合っていかないといけないご家族の気持ち…どう受け止めてよいのか本当に、言葉を選ばないといけないと痛感しました。ありがとうございました。
・助けを求める事が出来る事が自立であるという言葉が心に残っています。息子が今後そうできるように、寄り添っていきたいと思いました。
・直接経験者の話を聞き身に詰まされる思いでわが身に置き替え涙の出る思いでした。これからも有りのまま又接していきたいとあらためて思いました。本日はありがとうございました。
・本日は、不登校の生徒の想いや気持ちが聞けて大変参考になりました。時に、支援とは変えようとしない部分が、話を聞いて、大切だと思いました。変えようとして負担がかかることもよくあります。変えていかなくても、ありのままを受け入れることによって居場所ができるのだと感じました。今回はとても、ありがとうございました。
・家族、教え、部下、友との友人関係についても同じように、悩み、試してきましたが、やはりなかなか、折り合いをつけることができません。最前線で活躍されている先生方も同じ悩み、反省されていることに励まされました。相手に見定められているというのは、納得しました。関係性、想像力、そして柔軟性教えて頂いて自分の中に落とし込める様に努めて参ります。最後の「自分の今日」全く共感しました。大変ありがとうございました。
・今日は、古豊さんの話を聞いて、すごく共感できました。親として、子どもとどう向き合っていったらよいか、日々考えてます。これからも、いろんな方のお話を聞いて考えていけたらと思っています。
・今日はありがとうございました。質問コーナーでは、親の立場に立っての意見を受け入れ答えて下さり、とても、心が温かくなりました。子どもがどうしたら気持ちを変えてくれるかばかり考えていたのですが、見守りながら子どもの生活を支えていくことが大事だと思うことができるようになりました。いけないと分かっていても、子どもを否定してしまうことがありその度に私も自己嫌悪におちいっていました。今日の講演会で気持ちを新たに、子どもと接していきたいと思います。
・古豊さんの話を聞いて、想像力が大切ということは理解できるのですが、親として毎日子ども(不登校のような状態)と接していると、想像することが負担に感じることもあります。子ども自身「何かしたい」「このままではよくない」と感じているようで、親としてどうしたらいいのか迷うことが多いです。「変えようとする」ではない姿勢を持って、日々過ごしていきたいと思います。この様な機会を与えていただいてありがとうございました。
・親の立場として、ありのままの姿を受け入れることの難しさを感じていましたが、今の子どもの思いに寄り添えたらと思いました。

2020年9月11日開催…大分上野丘高校校内研修会 (大分市)

大分上野丘高等学校校内研修会 (大分市)
<主催>大分上野丘高校
<場所>大分上野丘高校会議室
<テーマ>
大分上野丘高校における不登校生徒の支援の在り方について
<内容>
(1)はじめに
(2)「不」登校とは何か
(3)支援① 親支援は子ども支援
(4)支援② 心を聴く…提案の土台
(5)支援③ 自分と向き合う時間
(6)今を生きる力 自己肯定感
(7)おわりに

<参加者の声>*一部を紹介。修正・加筆しています。
◆不登校の生徒のことだけでなく、保護者の気持ちについて知ることができた。
◆「苦しむことは悪くない」「よい苦しみ方を…」子どもたちは私たちがわからないような苦労をしているんだなと思った。また、支援とは子どもを甘やかすことでもないし、楽をさせることではない。その子にとってはどの道も困難があり、その子の幸せの形を一緒に探すということが分かった。
◆親の本当に苦しんでいる。親にも支援が大切だと感じた。
◆違った視点からのお話を聞いて、気づきが多かった。しかしながら、同じ親として、共感できる点も多々あった。状況の打開ではなく、子どものことをいかにまっすぐに考えられるかが大切だと感じた。そこの判断を間違えないようにしたい。
◆毎日、職員室で同じような生徒の話を教員同士でしているが、一人ひとりに違いがある中で、その親の支援の大切さを実感した。「犬」になれるように頑張りたい。
◆「傘を差しださずに一緒に濡れる。一緒に濡れながら提案する」「苦しんでたどり着いた底に、~したいの答えがある」「依存しながら生きていくことは重要」「生きるとは『どの困難を選ぶか』です。あなたの幸せの形を見つけてください」という言葉が印象に残りました。
◆時間が必要な子がいるということは自分も勉強で悩んだことがある上で納得した。しかし、義務教育でない高校で、この先担任をしたりしたときに、現実との折り合いをつけながら接していくのは難しいであろうと思った。
◆「傘を差しださずに一緒に濡れる」という言葉が印象的だった。立場上、提案・アドバイスを先にしがちだけど、一緒に考える…悩むという姿勢を大切にしたいと思いました。また、「できる・できそうな困難を選ぶということが生きるということ」が印象的だった。楽をしているのではないということが、少しわかった気がした。