2015年10月

2015年10月25日 不登校を考えるリレー講演会 (大分県大分市)

<テーマ> 不登校と自己肯定感 ~当事者に学ぶ不登校・ひきこもり~
今回の講演会は2部構成です。第1部は加嶋が講演をしました。講演の途中で、ある母親の体験発表をしていただきました。第2部は古豊さん(長崎県在住のひきこもり元当事者)との対談を行いました。

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<感想>
■実体験をお聞きして、自分の気持ちと重なる部分がありました。波がある度にこちらも一緒にのみ込まれてきついですが、焦らず子供の立場に立って解決ではなく、理解しよう。心の声に耳を傾けようと思いました。出席して良かったです。ありがとうございました。
■不登校だけでなく、生きていくために大切な事。言葉をたくさん頂きました。参加して本当に良かったです。出会いに感謝!!(涙が出ました。)又、参加してみたいと思います。
■体験談の時は…自分と同じ状況に、泣いてしまいました。でも、今の自分でいいのだと思い、落ち着く事が出来ました。
■体験談の話は、まさに、我が家も通って来た道(まだ途中ですが)そのものです。多分会場に来た方の多くは、そう思ってたのではないでしょうか。“子のいらだち” “親のあせり” “将来への不安”… この先いろいろとあるでしょうが、何となくですが、“大丈夫”という気持ちにさせてくれました。加嶋さんのお話し、教師であり当事者 そして代表者としての言葉は非常に分かりやすく、核心をついていると思いました。
■中1の息子が現在 不登校になり、どう対応してよいかについて、とても参考になりました。少し元気になりました。共感していただける場所に出会い心が楽になりました。
■夫婦で参加しました。2人で一緒に聞けたことに とても意味があると感じました。ありがとうございました。
■ひきこもりの支援をしています。不登校などの話をきいて、第3者としての今までの支援、どうだったのか、これから、どう支援できるのか 正直迷ってしまいました。当事者の心を聴くことをまずは、心がけたいと思います。今日の講演や対談を思い出し、これから私なりに寄りそえる支援を考え、実行していきたいと思います。
■経験者(保護者・本人)のお話がとても参考になりました。これから、いつまで続くのかわかりませんが、考える道しるべにさせていただきたいです。
■子どもの苦しみを理解する、受け止めることの大切さを学べました。でも この近年、ガマンのできない=慣れていない子が増えているのも、問題なのではないか。心の強い人間を育てるのも大事なのではないかと改めて考えさせられました。
■人間になるには、きめられた方法はなく、自分でつかんでゆくものだと感じました。大変参考になりました。
■弟の姿や親の姿を見てきて、自分にできることは何なのか、考えてきたけど、他の人の体験をきいてそれぞれの立場に共感できる部分がたくさんあり、安心(?)をした。2人のユニフォームのすそをにぎれるようになりたいと感じました。
■親は期待しないで期待するという 気持ちでいるのが1番大事なんだと思いました。(明日ではなくいつか) 加嶋先生の話、とても勉強になりました。
■いつかは…と待ちの姿勢でいるつもりですが、“そこをつく”という状況になれないのは、時間なのか、私自身の対処の仕方に問題があるのか。そちらの方(自宅の環境)が大きいのではないかと、最近特に思うようになりました。この講演会で何か参考になる話があるかもと思ってまいりましたが、やはり難しいように思います。が、親子共々まだ考える時間が足りてないのだと思いました。当事者の“何もできないのだ”の言葉、とても大切な事だと思います。ありがとうございました。
■はじめて星の会という会をチラシで知りました。親の心配と娘の不安をどうしたらいいのかという思いで参加しました。ここで聞いたこと、私が娘にしてきたこと、かわりがなかったと少しホッとしています。自己肯定感で“そこをつく”の方法で、対人恐怖症を自分自身で認めることが出来れば、自分から答えが出そうな気がしました。集いに参加して本当良かったです。ありがとうございました。
■ここ数年 不登校に関する相談が本当に増えています。今日の講演を聞いて本当の意味での寄り添うこと 関わり方の大切さを知りました。今までありきたりの言葉のかけ方やはげましの言葉を口にしていることに気がつきました。ありがとうございました。本日は当事者の話が聞けて本当によかったです。彼の気持ちをすべて理解できたとは思いませんが、少しだけ何か 私にも出来ることを考えていきたいと思います。また こういう機会に参加をさせていただきたいです。
■当事者(古豊君)による素直な気持ちを伝えていただき、不登校の子供達の辛さが少しわかったような気がします。これからも自分のやりたいことを見つけて堂々となしとげる姿を多くの人に伝えていって下さい。
■加嶋先生と古豊君の対談がとても参考になりました。ありがとうございました。ちなみに休み時間中、息子に「期待しないで期待する」ってどういう事?ってきいたら 「ほっとく!!信じるだけ」と 返ってきました。なるほど…いつも言われるけど、親はなかなか難しい~ これが私の修行です。がんばります。
■小学2年から子どもが不登校になり3年目になります。いじめがきっかけで、転校もし、現在の学校はとても協力的ですが、やはり、行けない事に変わりはありません。原因を解決したら、行けるようになる訳ではないという内容、身にしみて分かります。病院や相談機関とも連携をとりながらここまで来ましたが、アドバイス的なことを言われることもあり、やはり、親のせいなのか…と自分を責めることが今でもあります。今回、同じ立場で同じ経験をしてきた方のお話をうかがえて、私自身、自分を少し許せたような気持になりました。ありがとうございました。
■最初はなぜ、自分の子がこんなことになってしまったのかと不安と焦りで一杯でした。例会にも2回参加させていただき、その度に心が少し軽くなっています。まだまだ 長い道のりですが、親も成長できるよう努力します。話を聞いて下さい。
■自己肯定感、講演を聞いた時は、納得して帰るのですが、日々の生活の中で、忘れてしまい悩んでしまう時があります。子どももそうですが、一人でかかえ込まないで、もっと人に頼り楽になろうと思いました。古豊さんのお話はいつ聞いても安心出来ます。
(以下略)

2015年10月11日 不登校を考えるリレー講演会 (大分県臼杵市)

<テーマ> よりそうということ ~子どもの心のこえを聴きとる~
<感想>
○ 今日の講演会に参加して本当に良かった!!と思っています。加嶋先生の話を聞くと、今までの考え方や見方が偏っていたり間違っていたことがわかり、目からウロコが落ちることばかりです。「親の体験に学ぶ」のお話しは、本当にズンと心に響きました。こんなお話しを先生方に聞いてほしいと思いました。教員として、どんな考え方や見方をすればいいのかが、この会に来ると少しずつ見えてくるように思います。また機会があれば、お話しを聞きたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

○ もっともっと多くの人にこういう話を聞いてもらわないといけませんね。長男を誘ったのですが、今日は来れない…ということで、25日は一緒に行きたいと思います。今日はえとうさんのお話を聞けたことが、まず一番よかったです。そして加嶋先生の話…今日のような流れで聞くことは私は初めてでしたが、ばっちり!!とてもよかったです。

○ 「自立」は、まわりに支えられながら自ら決定していくこと。とても心にささりました。支えあえるなかまづくりが、また、ひとりひとりの自立支援になるはず。教師として、その部分に力を入れたいと思います。今日は、ありがとうございました。

○ 今後も参加をできるだけしていきたいと、心から思える会でした。ありがとうございました。

○ 形だけのよりそい……やって来ました。全然、心に響いていませんでした。保護者の皆さん、心がいやされたと思います。全てが考えさせられました。ありがとうございます。

○ 現在、19歳の娘が、中学三年の2学期スタート、9/1より突然学校へ行けなくなり、当時の状況~今日までの家族の思いなど、いろんな事を思い出し、涙が止まりませんでした。本当に良かったと思います。ありがとうございました。

○ 子どもが不登校になった時、私自身すごく追いこまれていました。星の会に出会って、共感してもらえる場所ができ、自分が安心すると子どもも笑顔がでるようになりました。「よりそう」っていうのはなかなか難しいものもありますが、自分なりによりそっていけたらと思います。

○ 息子も20才になろうとしています。不登校からひきこもりに成長しています。元気にやっているのは分かります。心配はしていないと思いながらも、親として何か出来るのだろうと考えます。何もしなくても良いと思いながらも、不安に思う部分もあります。親の会には本当にお世話になることばかりと思っています。

○ とても、良い話が聞けました。ふだん、悩んでいることが、自分だけではないということを改めて知ることができ、励みになりました。

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