2020年9月11日開催…大分上野丘高校校内研修会 (大分市)

大分上野丘高等学校校内研修会 (大分市)
<主催>大分上野丘高校
<場所>大分上野丘高校会議室
<テーマ>
大分上野丘高校における不登校生徒の支援の在り方について
<内容>
(1)はじめに
(2)「不」登校とは何か
(3)支援① 親支援は子ども支援
(4)支援② 心を聴く…提案の土台
(5)支援③ 自分と向き合う時間
(6)今を生きる力 自己肯定感
(7)おわりに

<参加者の声>*一部を紹介。修正・加筆しています。
◆不登校の生徒のことだけでなく、保護者の気持ちについて知ることができた。
◆「苦しむことは悪くない」「よい苦しみ方を…」子どもたちは私たちがわからないような苦労をしているんだなと思った。また、支援とは子どもを甘やかすことでもないし、楽をさせることではない。その子にとってはどの道も困難があり、その子の幸せの形を一緒に探すということが分かった。
◆親の本当に苦しんでいる。親にも支援が大切だと感じた。
◆違った視点からのお話を聞いて、気づきが多かった。しかしながら、同じ親として、共感できる点も多々あった。状況の打開ではなく、子どものことをいかにまっすぐに考えられるかが大切だと感じた。そこの判断を間違えないようにしたい。
◆毎日、職員室で同じような生徒の話を教員同士でしているが、一人ひとりに違いがある中で、その親の支援の大切さを実感した。「犬」になれるように頑張りたい。
◆「傘を差しださずに一緒に濡れる。一緒に濡れながら提案する」「苦しんでたどり着いた底に、~したいの答えがある」「依存しながら生きていくことは重要」「生きるとは『どの困難を選ぶか』です。あなたの幸せの形を見つけてください」という言葉が印象に残りました。
◆時間が必要な子がいるということは自分も勉強で悩んだことがある上で納得した。しかし、義務教育でない高校で、この先担任をしたりしたときに、現実との折り合いをつけながら接していくのは難しいであろうと思った。
◆「傘を差しださずに一緒に濡れる」という言葉が印象的だった。立場上、提案・アドバイスを先にしがちだけど、一緒に考える…悩むという姿勢を大切にしたいと思いました。また、「できる・できそうな困難を選ぶということが生きるということ」が印象的だった。楽をしているのではないということが、少しわかった気がした。