ひきこもりを考える講演会
<主催>ひきこもり発信プロジェクト
<場所>Zoom
<テーマ>
ひきこもりと社会的自立
~ぶつかっても背中を押してもダメじゃない
失敗の連続でたどりついた家族対応とは~
<内容>
(1)はじめに ~自己紹介~
(2)やめる自己決定
(3)ひきこもりは「セカンドベスト」
(4)問題に見えること
(5)今を生きる
(6)親が「待つ」とは ~親の会に学ぶ~
(7)おわりに
【参加者の声】
・当事者にしかわからないことがあり、なるほどと考えさせられることが多かったです。
・マニュアル通りにはいかないと知り、肩の力が抜けました。失敗の連続ですが、それで良いのですね。
・待つマニュアルから それぞれの家族のマニュアルがあっていいことを教えていただけて、安心しました。
・多様であること 理解しているつもりが理解できていなかったと思います。 ありがとうございました。
・親、子のそれぞれのスタンスから想いが見えたようです。
・加嶋さんの心の内が自分と重なり、本当に理解できる内容でした。 〜ねばならないとはさよなら、自分にあったスモールステップ(親もですね)、今を受け入れる、親としての待ちかた。 納得、納得!でした。
・貴重なお話でした。 雨に濡れている子どもに傘を差し出すのではなく、一緒に雨に濡れる。 言葉は意思ではない。 わかっているつもりでいても、ハッとしました。
・子どもが学校や仕事を辞めるやめたり、親子関係がうまくいかなかったりといった様々な失敗や挫折は、子どもにとっては、自分の人生を作っていくものであり、お互いの理解を深めるものであるという加嶋さんのお話にこれまでにない気づきを頂きました。 失敗もぶつかることも恐れずにやっていこうと勇気をもらえました。
・失敗してもいいという言葉、そしてご自身の経験や星の会でのお話、心に響き、また感動しました。
・親の立場、こどもの立場、そして経験者として支援者として。様々な側面からのお話は、とても参考になりました。 また、質問に対しての回答、寄り添いも心温まるものを感じました。
・とても勉強になりました 困っているのは誰なのか、自分と息子の問題を分けて考える 助言は否定していること 本当にそうですよね
・加嶋さんの講演を聞かせて頂くと、「今のままの自分でいいんだ」と自分に折り合いがついてきます。 明日も頑張ろう〜と思えます。
・親の中にある価値観で子どもをみようとしないで、こどもの目線で考えていく事の大切さを改めて考えさせられました。
・以前、全国不登校研究会の講座で話を聞いた時から、印象深く心に残っている犬の話がありました。
犬を飼いながら、娘への日々の思いと重ね、生き物としての娘の生命にも想いを寄せたりしています。
今日は、息子さんとの関わりを詳しく語っていただき、とてもありがたかったです。
本当に子どもというか人の成長していく姿を見つめていく先に現在が生まれてくるような気がしました。
子どもの言葉の重さ。心の内を語ることは、多くないと思うけれど、苦悩した経験をもつ者の深さを知る思いがしました。
また、マニュアルに頼りすぎず、親の勘、真剣に向きあったときの火花から、信頼が育っていくという肯定感に、勇気づけられました。
やっぱり日々、不登校の子と過ごす中で、訳がわからなくなりながらも話し合うことで、お互いに育ち合うところがあるんだと後押ししてもらった気がしました。
・号泣してしまいました。 不登校、引きこもりの経験を持つ息子さんがいらっしゃる実体験からのお話だったので、説得力がありました。
加嶋さんのお子さんの話を通して、自分の子どものことも理解できたような気がしました。
私は子どもが不登校なりたての頃、「学校の先生たちも歩み寄ってくれてるんだから、君も折り合いをつけて」と言ったことがありましたが、折り合いをつけるのは自分自身だったんだと、恥ずかしい思いです。
自分の価値観に縛られ、それを子どもに押し付け、「そんなのじゃだめだ」と思ってきましたが、子どもは子どもなりのやり方で自分の人生を作っていっているんだと分かりました。
不登校は乗り越えるものではない、敵ではないという考えは、私には思いつきもしませんでした。
子どもが幼稚園のときですが、私自身の行動に反省することがたくさんあり、思い出しては落ち込むということを繰り返しています。
そんなことも肯定してくださり、胸がいっぱいになりました。 参加して本当によかったです。 貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
・家の中にいるのに親子で会話しない、ドア越しでしか会話しない、それが健全ではないというのはどこの誰が決めたこと? いかに自分が普通という考え、普通に少しでも近づけなきゃ、という考えに囚われているか分かりました。
・とってもよかったです。 不登校、引きこもり経験者の方のお話を聞く機会はたまにあるかと思いますが、その親御さんのお話を聞く機会はあまりなかったので私にとってはとても貴重な機会になりました。 加嶋先生の他のお話もまた是非聞きたいです。
・18歳の子供の母親です。親の会へ参加したいと、思いましたこれまで、3年間孤立しています。とても、辛いです。
・加嶋さんの失敗談をお聴き出来てよかったです。 私は ひきこもる子どもに全然寄り添えていない ダメ親のようにも思っていましたので。
・親も子もそれぞれ違うので、合うやり方もそれぞれ、上手くいかなくて失敗しても、それが経験と子を知る過程となっていく。
最後の方のLINE風の手紙では学校が苦手だった事が同じで、我が子も頑張って来た事を強く思い出せました。
結局我が子への対応は私達 親が見つけていくしかないんだと思いましたが、少数派であっても仲間がいる事が支えで ありがたく思いました。
・心に残る言葉がたくさんありました。本気な対応はマニュアルを越える、というお話は少し気持ちが軽くなりました。
・加嶋さんの息子さんのお話、3人の息子たちのことを思い出しながら、そうだよねー、そうなんだなーとうなづきながら聴きました。
・ご自身と息子さんとの実体験にプラスして、長年に及ぶ親の会の活動を通じてのお話には、どの専門家のお話より”説得力”がありました。 BGMつきの詩や手紙を途中に取り入れていただくことによって、その間、緊張がほぐれ(泣かされ)、そのあと、また集中してお話をお聴きすることができました。
・当事者であることと、親の会を29年やってこられ、色々な親子関係を見てこられた、その経験から、説得力と、安心感を感じました。とても勇気をもらいました。
・具体的な内容で心に響く講演でした。何度も聞き直し勇気をもらっています。ありがとうございました。