2018年11月30日

2018年11月25日開催…津久見星の会250回例会記念 「不登校を考える講演会」(津久見市)

津久見星の会250回例会記念「不登校を考える講演会」
<主催>星の会
<後援>津久見市教育委員会・臼杵市教育委員会
<テーマ>
子どもをささえる「心」 ~教育機会確保法と不登校支援~
<内容>
(1)はじめに
(2)不登校支援の変遷 ~とにかく「学校復帰」~
(3)教育機会確保法
(4)子どもを支える「心」 ~「今を生きる」に徹する~
➀その1 アカネの再登校
➁その2 教育支援センターから高校へ
➂その3 学校以外の「学び」
(5)家を居場

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<参加者の感想>
■星の会の存在は知っていましたが、参加させてもらったのは初めてです。小学校に勤務していますが、たくさんの保健室登校(又はそれ未満)の子がいます。どの保護者さんも「私の育て方が悪かった」「下の子ができて、十分甘えさせられず…」etc.言いたいことがたくさんあるようです。私も、長男の不登校を通して多くの学びを得ました。お母さんの苦しみがよくわかります。それと同時に昔の私の子育てを思い起こして、チクリと胸が痛みます。それらの出会いと共に、今、不登校や子どもの未来を考えることができる場を教えてもらえたことに感謝します。
■一人ひとり異なる答を持っていると思っていても楽な答がほしくなる。こうした整理された話を聴くと、少し楽になります。
■自分の立ち位置をふり返ることがいつもできる。子どもの気持ちが少し見えてくる。自分の不安や迷いがやわらぐ。自分は「~しなければいけない」「~すべきだ」といつも思ってしまう。犬に学びたいと思えた。自分のものの見方を変えることはできる。したいことを見つけ、なりたい字分になることを見つけてほしいと思った。
■何ヶ月か例会に参加できなく、久しぶりに加嶋さんや津久見の例会に参加している皆さんと会えて、ホッとできました。加嶋さんの話が心に響きました。家で待っている子どもたちのことを愛しく思えました。毎日毎日は大変だけど、親の会で大丈夫と思える気持ちになりました。
■本当は、今日来てほしい方がいたが、都合で来られなかった。絶対に聞いてほしいので、次の機会に、また声をかけたいです。
■毎日を過ごすことが精一杯です。子どもには「人とかかわる力」「へこたれない力」を持ってほしいのですが……。自己決定を子どもができるようになるまで、星の会を居場所にしながら、穏やかに過ごしていこうと思いました。海の風景が和みました。
■私の子は不登校になりました。いろんなとこに相談しましたが、私個人的にはマニュアルっぽく聞こえました。ある時、「星の会」を知り参加しました。一番最初に言われた事が印象的で良く覚えています。それは、「親が思うように子どもがならない」と思うのではなく、「子どもが自主的に動くまで待つ」「子どもは現状についていろいろ考えている」でした。他の親の方も同じように言っていました。私としては、登校をするようになるノウハウを教えてもらえると思っていたのでビックリしました。しかし、今となっては、私も同じことを言うと思います。星の会の親の方にいろいろなアドバイスをいただきました。それも救われました。「自主性を持ち考えて行動すること」「不登校の子どもは何も考えていないわけではない」「子どもの立場になって接する」ということを伝えていきたいと思います。今、悩んでいる親に言いたいです。悩むのも対人間ですが、助けてくれるのも人間です。